前置き
最近久々に自分のPCのWndows Updateの画面を確認したら以下のようなメッセージが表示されていました。
お使いのデバイスには、重要なセキュリティ更新プログラムが適用されていません。更新を完了できるように、デバイスを電源に接続してオンにしたままにしてください
スクショ画像
「更新プログラムのチェック」を押しても何か更新が走るのですがこの表示は変わりません。
ちょっと気になってWinodwsのバージョンを見てみると21H2でした。 今最新のバージョンは24H2ですからこれはバージョンを早く上げねばと思いました。
ですのでWindowsのアップデートをしようと思いました。でもその前によく考えるとWindows Updateの自動更新を無効にしていたわけでもないのにこれまでの22H2とか23H2とか間のバージョンさえ自動でアップデートされなかったのはなぜだろうと不思議に思ったので、ちょっと調べてみました。
なんとなくWindows 11のシステム要件が引っかかっているんじゃないかと思ったので、PC正常性チェックを実行してみたところTPMが有効になっていないということがわかりました。(以下スクショ)
改めてTPM管理画面を見てみても確かに有効になっていないことが確認できました(以下スクショ)
(起動方法:ショートカットキー「Win + R」を押して「tpm.msc」を起動)
そういえば昔Windows 11が出たての時にWindows 10から手動でアップデートした覚えがあるのですが、どうやらシステム要件をちゃんと確認しておらず不十分な状態でそのままWindows 11にしてしまったみたいです。
ですのでTPMを有効にしたいと思います。
TPMの有効化
環境
使っているPCのマザーボードは「ASUS PRIME X299-A II」です。(以下CPU-Zのスクショ)
この型のWindows 11への対応状況を見てみると一応対応しているようです。
(記載箇所スクショ)
説明によるとBIOSでの手動設定が必要 or バージョンが古ければBIOSアップデートが必要にもなるとのことだったのでBIOSを確認ところ、TPMを有効化する設定項目が存在していたので有効化しました。
UEFI BIOS起動後、F7を押して「Advanced Mode」を開き、次のように選択をしていきます。(各画面のスクショを添付します)
Advanced > PCH-FW Configuration
PTT Configuration
「PTT」を「Disable」から「Enable」に変更し、Noticeが出るので「OK」を押します。
Exit > Save Changes & Reset
「Seve & reset」という画面が出るので、「PTT [Disable]->[Enable]」と表示されていれば問題ないので「OK」を押すとPCが再起動します。
問題なくWindowsが起動すれば設定完了です。
TPM有効化後
有効化できたかどうか再確認します。
TPM管理画面で認識されました。
PC正常性チェックもパスしました。
まだWindows Updataのエラーがそのままだったので、24H2への手動アップデートします。
次のページから「Windows 11 インストール アシスタント」をダウンロードしてインストール実行します。
実行完了後、Windows Update画面から冒頭のエラー表示がなくなったことが確認できました。
これで今後の自動更新など正常に動いてくれることを祈りたいと思います。