MathJaxで数式に色を付ける場合は\textcolor
コマンドを使えばよい. color.js
をインポートすることで使うことができるようになる.
(2019年9月13日 追記:Mathjax 3.0 の場合,extension が自動で読み込まれるようになりましたので,\textcolor
はすぐに使えます.本記事ではMathjax 2 の場合の説明をしています.)
エクステンションのインポートの仕方は別の記事で紹介したことがあるのでそちらを参照していただきたい.
上の記事ではcancel.js
をインポートする場合で説明しているので cancel
と書かれている箇所をcolor
に置き換えて設定すればよい.
後は普通のLaTeXと同様に\textcolor
が使える.
色はカラーコードでも指定できる.
例
入力
\textcolor{red}{abcde}=\textcolor{#0ff}{fgh} \textcolor{red}{\cancel{\textcolor{black}{xyz}}}
出力
$\textcolor{red}{abcde}=\textcolor{#0ff}{fgh}$
$\textcolor{red}{\cancel{\textcolor{black}{xyz}}}$
$\textcolor{red}{\cancel{\textcolor{black}{xyz}}}$